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【実例あり】住友林業に合う植栽は?植えるならこれがおすすめ

【実例あり】住友林業に合う植栽は?植えるならこれがおすすめ

「住友林業の住まいに合う植栽ってなにかな?」
「住友林業で家を建てるのだけど植栽のおすすめがしりたい」

植栽は仕切りや緑陰、防風や景観等に効果のある垣根です。何かしらがなければ「家周りが物足りない」となることでしょう。お手入れが面倒と思われるかもしれませんが、無いと住まいが寂しそうに見えます。でもただ植えればいいというわけではありません。植えるのならば住まいにあった植栽を選ぶべきです。

そこで今回は住友林業に合う植栽を紹介します。大体の費用やおすすめの植栽と併せて参考にしてください。

目次

住友林業に合う植栽とそれぞれのメリット/デメリット

住友林業に合う植栽は次の5つです。

  1. アオダモ
  2. イロハ紅葉
  3. ハウチワカエデ
  4. シマトネリコ
  5. マツ

アオダモ

アオダモ

アオダモはモクセイ科トネリコ属に分類される落葉高木樹です。比較的育てやすく、樹形美なことから住友林業が建てる和風の住まいによく合います。春に花が咲き、秋には紅葉をするので風情があり、美しい雰囲気がポイントです。

主な特徴

樹高10~15m
開花期4~5月
果実熟期10月
花言葉「幸福な日々」「未来への憧れ」

樹高15mですが、植栽としては5mほどの大きさです。樹木は固いことから野球のバットやゴルフクラブの材料にも使われます。スポーツをするご家庭にはおすすめの植栽です。

アオダモのメリット

  • 維持管理が楽
  • 枝のラインが美しい
  • 四季の変化が楽しめる

アオダモは病害虫が少なく形が自然と整う傾向があるので剪定が最小限で済みます。維持管理が楽なのはメリットです。下枝が少なく、道路の邪魔になるといった不安がありません。

また枝のラインが美しいことから、住友林業が建てる住まいにもよく合います。灰白色の樹肌からまっすぐ伸びる幹と枝のラインが特徴です。和風やモダンの雰囲気との融合が楽しめます

季節によって変化をするのもメリットです。季節の移り変わりをリビングから見えるアオダモで確認できます。

アオダモのデメリット

  • 落ち葉の処理
  • 目隠しには不向き
  • 西日に弱い

メリットがデメリットに感じる人もいます。四季の変化が楽しめますが、冬になると葉が落ちます。近隣のことを考えるとこまめに掃除をしなければいけません。

また落ち葉になると葉がなくなるので、目隠しとしての役割に期待できません。植栽の目的に目隠しを考えている人は検討が必要です。

西日に弱い点も注意をしましょう。家の配置上、どうしても西側に植栽するケースもあります。西日の影響で元気に育たないこともあるので場所を検討してからアオダモを植栽しましょう。

イロハ紅葉

イロハ紅葉

イロハ紅葉は適湿で肥沃な土壌を好みますが、住宅地での環境適応性が高いので、しっかりと育ってくれます。崇高な雰囲気をもつことから、住友林業が建てる住まいとの相性も抜群です。

主な特徴

樹高5~7m
開花期4~5月
果実熟期11月~1月
花言葉「美しい変化」「大切な思い出」

紅葉と聞くと紅葉を想像するかもしれませんが、4月~5月にかけては花も咲きます。賑やかな印象から紅葉の鮮やかなコントラストが楽しめる植栽です。住友林業の和風建築ときれいに調和します。

イロハ紅葉のメリット

  • 美しい
  • 周りの植栽と調和しやすい
  • 水やりや肥料は不要

最大のメリットはその美しさです。優雅な趣や木漏れ日など、住友林業の和風な住まいとの融合がなんともいえません。紅葉時だけでなく新緑時にも、独特の魅力があります。和風を強めたいのならば欠かせません。

また周囲の植栽との相性もよく調和しやすいのも特徴です。日本の四季を庭で楽しみながらやすらぎのひと時が得られます。

水やりや肥料が少なくて済むのもメリットです。冬の落葉期に穏効性肥料を与えるくらいで済みます。水は降雨に任せるだけで問題ありません。

イロハ紅葉のデメリット

  • イラガの発生対応
  • アブラムシの発生やカミキリムシの侵入
  • 落ち葉トラブル

イラガは人にも有害な害虫です。残念ながらイロハ紅葉はイラガが発生しやすく、薬剤の散布も考慮しなければいけません。しかし薬害も起こりやすいことから、散布をするときは慎重に行うことを求められます。

またアブラムシやカミキリムシなどの予防措置も必要です。発生してからの対策ではなく、発生をさせないための予防を行わなければいけません。万が一カミキリムシが穴をあけてしまうとイロハ紅葉へのダメージが深刻になる可能性もあります。

他にも紅葉だけに、落ち葉による掃除もデメリットです。放置をすると近隣住民から苦情がくるかもしれません。普段から掃除をする手間を覚悟しておきましょう。

ハウチワカエデ

ハウチワカエデ

ハウチワカエデは、落葉高木で大きな葉が見ごたえのある紅葉になることで有名です。印象深い花を咲かせ、だいぶ昔から植栽として活躍をしています。住友林業の和風な住まいにピッタリの植栽です。

主な特徴

樹高10~15m
開花期4~6月
果実熟期7~9月
花言葉「望みの成就」「達成」

先ほどのイロハモミジに似ていますが、葉の大きさが特徴です。鳥の羽で作った団扇に見えることから、羽団扇楓と名付けられています。

ハウチワカエデのメリット

  • 葉の形がかわいい
  • 紅葉が美しい
  • 庭の景観を鮮やかにする

ハウチワカエデのメリットと言えば、葉っぱの可愛さです。羽が団扇のようになったかわいらしい葉が紅葉する様は秋を感じずにはいられません。まるで絵に描いたような葉っぱの色が、変わっていく様子を楽しめます。

最初のうちは根付きが薄く物足りなさを感じるかもしれませんが、年を重ねるごとに見事な紅葉にかわるのもポイントです。成長はゆっくりですが、年を重ねるごとに美しくなっていく紅葉を楽しめます。

また紅葉だけでなく、新緑も美しいのがメリットです。5月ごろの新緑は庭の景観を鮮やかにしてくれます。秋だけでなく一年を通じて楽しめる植栽です。

ハウチワカエデのデメリット

  • 葉焼けする
  • 掃除の手間
  • 剪定が必要

ハウチワカエデの問題として一番に上げられるのが葉焼けです。植栽にする際は葉焼けに注意をしましょう。西日の強い日差しにより枯れてしまいます。西側にしか植栽できない場合は諦めた方がよいかもしれません。

また、落葉高木なので落ち葉の処理が大変です。秋風の強い日に何もせず放置をすると近隣住人から注意を受けるかもしれません。定期的なお掃除が必要な時期があるので注意しましょう。

成長が遅いので剪定の必要はさほどありませんが、放置すると高くまで伸びます。植栽として楽しむならば、高くなりすぎる前に剪定をしておくべきです。

シマトネリコ

シマトネリコ

シマトネリコは、小さく艶のある葉が特徴の植栽です。洋風の家におすすめと言われていますが、住友林業の和風の家にもなじみます。艶のある緑色の葉がナチュラルなので、中庭などにも最適です。

主な特徴

樹高1.5~8m
開花期5月~7月
果実熟期9月~10月
花言葉「偉大」「高潔」「荘厳」

初夏に咲く花は地味と言う人もいますが、小さく艶のある葉が魅力的な植栽です。夏の暑い日でも木漏れ日を見ると涼しさを感じさせてくれます。

シマトネリコのメリット

  • 環境を選ばない
  • 害虫が少ない
  • 常緑樹なのに季節を感じられる

シマトネリコのメリットは剛健さです。性質が剛健なので、土や環境を選ばないといった魅力があります。植栽する場所を考えなくて済むので、リビングの場所に合わせて植栽できるのがポイントです。

また病害虫に強く、枯れる心配もありません。虫が苦手な人はいませんか。やわらかそうな葉をつけるので虫がつきそうですが、意外にもつきにくい植栽です。虫が苦手な人はシマトネリコを検討しましょう。

常緑樹ですが、四季を感じられるのもメリットです。寒くなると葉を落とすこともあります。だからといって枯れることはありません。少しですが移り変わりが楽しめるのもメリットです。

シマトネリコのデメリット

  • 寒さに弱い
  • 白い花が周囲を汚す
  • 成長スピードが早いので剪定が必要

シマトネリコは寒さに弱いので、葉を落とします。メリットに季節を感じられるとあげましたが、掃除が必要となるのはデメリットです。葉が茶色く枯れすぎると景観を損ねることもあります。

またシマトネリコの花は上の方に咲くことから、強い風にあたり周囲を汚すかもしれません。花が周囲に飛び散った場合も掃除が必要です。

成長スピードの早さにも注意をしましょう。放置をすると剪定が難しくなります。定期的な剪定で簡単にお手入れができる状況をつくっておくと安心です。

マツ

マツ

和風の住まいに合う植栽と言えばマツです。日本の代表的な5葉の樹種で、たくましい姿が凛とした住友林業の和風の住まいとよく合います。古くから人気のある植栽のひとつです。

主な特徴

樹高15~30m
開花期4月
果実熟期
花言葉「哀れみ」「同情」「不老長寿」「永遠の若さ」

マツは縁起の良い木です。「庭木の王様」「神が宿る木」など、いろいろな呼び方があり、どれも納得ができます。

マツのメリット

  • 威厳がある
  • 風水が良い
  • ストレスを和らげてくれる

威厳のあるマツは、庭を見ごたえのあるものにしてくれることでしょう。一年中にわたりグリーンの艶を絶やしません。威厳と風格のある見た目が、住友林業の和風の住まいによく合います

風水に良いということもメリットです。家族の健康や繁栄をもたらすと言われています。最適な場所に植えれば、家庭運がアップするそうです。風水を気にされる人は、マツを検討しましょう。

また、マツを通った心地よい風はストレスを和らげる効果があると言われています。マツの木を植えることで、病気にも良い結果を与えるようです。

マツのデメリット

  • 費用が高い
  • 日陰になると茶色く枯れる
  • 手入れの際にべたべたする

マツのデメリットで気になるのが費用です。他の植栽と比較しても倍以上の費用がかかるケースもあります。威厳を保つにはお金がかかるのかもしれません。

またマツは日光を好むため日陰の場所に植栽すると茶色く枯れてしまいます。日向でも葉が込み合うことで日陰ができ、枯れてしまう箇所ができるかもしれません。こまめなお手入れが必要です。

ただお手入れをする際は松やにで、手がべたべたします。汚れてもよい恰好でお手入れをしましょう。剪定時も葉がチクチクして大変です。間違った剪定をすると枯れることもあります。業者に頼むことも検討しなければいけません。

大体の植栽の費用

樹高2.5m程度の植木代費用は次のとおりです。

アオダモ1本3万円~
イロハ紅葉1本3万円~
ハウチワカエデ1本3.5万円~
シマトネリコ1本2万円~
マツ1本10万円~

植栽の費用はプラス3万~7万円程度がかかります。場所や植栽する植木の樹高によってことなるので業者と相談をしましょう。大きくなるとクレーン車が必要になるので、それなりに高額な費用が必要です。

シンボルツリーならこれ

シンボルツリーにするのならば次の5つがおすすめです。

  1. オリーブ
  2. ソヨゴ
  3. ヤマボウシ
  4. ハイノキ
  5. ジューンベリー

オリーブ

美しい葉色が特徴的な木です。両面のコントラストが美しく、オリーブを1本植栽にするだけで周囲の雰囲気をガラリと変えてくれます。魅力的な姿が一年中楽しめることから、シンボルツリーにピッタリです。

ソヨゴ

洋風デザインの住宅に合うといった声もよく聞きますが、どちらのデザインにも合うことからシンボルツリーにピッタリです。飾り気があまりありませんが、ナチュラル志向を持っている人には、ソヨゴの素朴さをおすすめします。

ヤマボウシ

均整の取れた樹形が美しいことで有名なヤマボウシもシンボルツリーとしておすすめです。食用になる実や紅葉も楽しめます。美しい葉と白い花を楽しめることから、多くの人に選ばれる植栽です。

ハイノキ

ハイノキは春にかわいらしい花を咲かせる木です。病害虫にも強く、初心者でも植栽にしやすく魅力があります。他の木と一緒にしても雰囲気を壊すようなことはしません。風情があり魅力的なシンボルツリーです。

ジューンベリー

ジューンベリーは桜に似た白い花を楽しめる木です。紅葉も楽しめることから一年中を通していろいろな姿を見られます。日差しにも強いので育てやすいのも魅力です。毛虫の発生が少ないので、虫が嫌いな人にも人気があります。

住友林業の植栽実例:アイデアを参考に

実例1:シンプルながらも洗練されたデザイン

シンプルながらも洗練されたデザイン

muku_no_kyojinさん宅の植栽です。

限られたスペースの中で、様々な要素を効果的に配置し、奥行きのある空間を作り出しています。紅葉のように、季節によって表情を変える植物を選ぶことで、一年を通して庭を楽しめます。

実例2:建物のデザインとの調和

実例2:建物のデザインとの調和

hasshiii_homeさん宅の植栽です。

現代的な住宅に良く似合う、洗練された印象のお庭です。常緑樹との組み合わせにより、一年を通して緑を楽しめるように工夫されています。

住友林業の植栽に関するよくある質問

虫が付かない植栽はありますか?

虫が付きにくい植栽もあります。今回紹介したオリーブやシマトネリコは虫が付きにくいです。ただまったくつかない植栽はありません。虫が気になる人は付きにくい木を選ぶようにしましょう。

植栽のお手入れ方法は?

植栽の手入れ方法には「水やり」「剪定」「施肥」などがあげられます。ただ選ぶ植栽によってお手入れ方法は異なるので、専門家に確認することがおすすめです。

植栽が枯れるのはなぜですか?

植栽が枯れる理由は「乾燥」「日光の当てすぎ」「病気」「害虫」などがあげられます。手入れや植える場所に気を付けることで避けられますので確認をしておきましょう。植える植栽の特徴を知っておくことが大切です。

まとめ

住友林業は木の家を得意とするハウスメーカーです。木造の家に合うシンボルツリーは多くありますが、すべてのデザインに合わせられる植栽を探すのは難しいかもしれません。建てる住まいのテーマや雰囲気に合わせるべきです。

また、植える場所や虫が苦手な人など、木の特徴に合わせて選ぶようにしましょう。費用と相談をしながら選ぶことも大切です。

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