「実際に住友林業で建てた人が支払った外構費用を知っておきたい」
「住友林業で外構費用を抑える方法ってあるのかな?」
住友林業の外構費用で悩まれている人はいませんか?「見積もりを見たら300万円をえていた」と予想以上の見積もりで驚く人も多くいます。「住友林業で実際に建てた人は、外構費用にどのくらいかけているのかな」と気になる気持ちもわかります。
言われるがままに支払って後々後悔するのは残念です。
そこで今回は「住友林業の外構費用の相場」について解説をします。外構費用を抑えるコツや費用が高くなる具体的な要素と併せて参考にしてください。
住友林業の外構費用の相場
住友林業で実際に建てた人が支払った外構費用相場の割合は次のとおりです。

・〜99万:1%
・100万〜:13%
・200万〜:33%
・300万〜:52%
半数以上の人が外構費用に300万円以上をかけています。3人に1人が200万円代で、100万円を切る人は100人に1人の割合です。やはりデザイン性の高い住友林業の外観を意識すると高額になってしまうのでしょうか。
外構費用の一般的な目安は建物本体価格の10%程度と言われています。建物本体に3,000万円以上の費用をかけたのならば一般的には300万円以上が相場です。ただ「外構にそこまでかける必要はない」と思う人もいることでしょう。
外構費用を少しでも抑えたいと考えている人は「抑えるコツ」を実践してみてください。
住友林業の外構費用を抑えるコツ

住友林業の外構費用を抑える主なコツは次の4つです。
- タウンライフ外構の活用
- 高額費用の設備を再検討
- 施主支給の活用
- DIYができる設備を考える
タウンライフ外構の活用
タウンライフ外構は、パソコンやスマホから一度の申込で複数の外構業者よりプランや見積もりの取り寄せができるサービスです。使用料は無料なので、お手軽に安く仕上げてくれる外構業者を見つけられます。多くのプランから、気になる提案を見つけるのにも最適です。
タウンライフ外構を利用することでなぜ費用が抑えられるのでしょうか。
・外構業者が比較できる
・相見積もりを活用した値引き交渉
・住友林業緑化に依頼をすると仲介手数料が発生
タウンライフ外構で複数の外構業者から一度に書類を受け取ることで、一番安い業者を探し出せます。外構業者ごとに得意不得意があり、同じような内容でも見積もりが全く異なる場合もあるから不思議です。より良い提案や安い業者がすぐに見つかり、相談ができます。
さらに、届いた複数の見積もりを相見積もりとして活用しましょう。同じ条件でA社では○○円で提案を受けているといった値引き交渉です。合い見積もりが値引き交渉の成功を手助けしてくれます。有効に活用をすることで、上手な値引き交渉をすることが可能です。
また、住友林業緑化で外構を依頼すると住友林業で有名な「きこりん税」がのせられるといわれています。プラス12%の諸費用です。住友林業で提携している業者で依頼をする場合にはすべて加算されるそうです。他の業者で依頼をすれば12%分の諸費用を抑えられます。
ウンライフ外構を活用すれば、外構費用を抑えることが可能です。すべて無料で資料が請求できます。
高額費用の設備を再検討
高額費用の設備を再検討しましょう。「本当に必要かな?」と思える設備の想像をしてみます。外構費用で後悔をする人の中には「高額だったのにほとんど活用していない」と話す人もいるようです。設置しても活用しなければ後悔をします。
・デザイン性の高い素材
・クローズド外構による壁やフェンスなどの大規模工事
・ガレージ
上記はほんの一例です。家づくりはこだわればこだわるほど費用が高額になります。しかし実際に建てて住み始めてから「不要だったのでは?」と思われる設備が多いものです。
外構も同様に「本当に必要なのか?」を再検討してみましょう。「友人宅で見た」「実家で便利だった」など、流れで設置を決めたものがないでしょうか。もしあるようならば本当に必要なのかの自問自答が必要です。
施主支給の活用
施主支給とは、自分で用意できる設備は業者に依頼をせず安いところを選んで用意をする方法です。取付けだけは業者に依頼をし、設備自体の購入はネット通販などを活用して、安く仕入れを行います。
外構で施主支給が検討できそうな設備は次のとおりです。
・ポスト
・表札
・門柱
・植栽
設置までに経由する会社が増えるたびに、各会社が利益を上乗せして販売するため、どうしても価格は上昇します。直接設備を購入することで中間マージンの発生を抑えられることから、外構費用を抑える方法です。
ただ何もかもを施主支給すると手間ばかりがかかり、時間がかかるほか送料がかさむなど費用が高額になることがあります。費用対効果を踏まえて、施主支給をする設備を選ぶことが大切です。
DIYができる設備を考える
DIYは、「Do It Yourself」の略称で、直訳すると「自分自身でやる」になります。そのままの意味のとおりで、外構工事の中には時間をかければ自分自身で完成させられるものもあることから、可能な工事を依頼しない方法です。次のものはDIYを試してみてはいかがでしょうか。
・人工芝
・ウッドデッキ
・花壇
・日よけ
最近はインターネットで作成方法を簡単に調べることができます。目安時間や費用を見て、「これなら依頼をするより自分でやった方が良い」と思えるものをピックアップしましょう。
大切なのは楽しみながらやることです。「やらなきゃ」といった想いではDIYを楽しめません。どうしても必要なものでなく、いつか完成すれば良い程度の設備はDIYを検討することで費用を抑えられます。
外構工事で費用が高くなる具体的な要素【部位別解説】
外構費用が高くなる要素を部位別に知っておくことで、検討をするときの情報を得ておきましょう。部位別に解説をしていきます。
門まわり

門まわりで家の外観はがらりと変わります。ただ門まわりをこだわると価格がどんどん上がるので注意をしましょう。門まわりは理想のデザインを踏まえ、外観とのバランスを考慮することが大切です。
門まわりは、主に次の2種類のスタイルから選びます。
- オープンスタイル
- クローズドスタイル
費用が高くなるのはクローズドスタイルです。クローズドスタイルの場合、門柱と門扉の設置を行います。敷地と道の境界線をしっかりとひくことで、防犯性を高めるのがメリットです。あまりに閉鎖的にしたくないと考える人には、軽くするデザインも用意されています。
門まわりの一般的な相場は15万~50万円程度です。相場を超える見積もりの人は、こだわりが強いかもしれません。安く抑える提案が受けられる状況です。
アプローチ

アプローチとは、門柱から玄関までの道です。費用相場は距離にもよりますが10万円~60万円となっています。バリエーションは豊富なので、費用の差が生じやすい外構工事です。費用は道の素材によって大きく異なります。
・コンクリート
・ブロック
・タイル
・レンガ
・敷石
上から順に高くなっていきます。敷石もピンキリで、ヨーロッパ産の天然石は費用が上がります。アプローチが長く全体を南米やヨーロッパ産の天然石でまとめたら相場を超す可能性が高まるので注意をしましょう。
駐車場・駐輪場

駐車場や駐輪場の費用相場は次のとおりです。
・駐車場:20万円~80万円(1台)
・駐輪場:10万円~50万円
駐車場は主に「舗装のみ」「カーポート設置」「ガレージ」の3つから選択をします。ガレージの相場は60万円以上です。一番安く済ませたいのならば、舗装のみで行いましょう。住み始めてみて屋根が欲しいとなればカーポートを追加するといった方法もおすすめです。
駐輪場も同様で「舗装のみ」が一番安く収まります。サイクルポートは台数でも価格が異なるので注意をしましょう。大き目なバイクを置く場合は自転車2台分のスペースが必要です。広さが必要になると価格が上がります。ただ自転車の劣化を考えると、サイクルポートの設置が自転車の寿命を永くさせるかもしれません。
庭・植栽

庭や植栽の費用相場は10万~110万円程度です。庭と一言でいってもテーマによって相場が大きく変わります。庭の費用が上がるのはデザイン性と用途へのこだわりです。こだわればこだわるほどメンテナンスコストも上がります。
DIYでも可能な芝生を敷く程度でしたら10万円程度です。ガーデニングを目的にすると100万円を超える可能性があります。サンルームの設置など、設備にこだわれば確実に100万円を超えるので注意をしましょう。
フェンス・塀

フェンスや塀は、外部からの目線をカットできる設備です。「リビングに解放感がほしいけど視線を感じるのが嫌」と思われる人にとっては、重要な設備となります。費用相場は30万~70万円程度です。
フェンスは素材や長さによって費用が変動します。
・アルミスチール5万~30万円
・竹垣:15万~40万円
・木製:20万~50万円
記載した価格は10mでの相場です。安く抑えるのならば素材のこだわりをやめましょう。ただ、外観デザインにそぐわないフェンスは違和感を与えます。バランスを考えて設置をすることが大切です。
ウッドデッキ・テラス

生活スペースを広げたい人には、ウッドデッキやテラスがおすすめです。ただ外に設置をするため屋根を検討すれば費用は上がります。お庭での活動をより楽しみたい人は、どこまで必要かも検討しましょう。ウッドデッキやテラスの一般的な費用は次のとおりです。
・コンクリートテラス:2万~5万円
・タイルデッキ:5万~9万円
・ウッドデッキ:10万~15万円
上記は1坪で屋根のないタイプの相場となっています。屋根を設置すると別途費用が高くなるので、抑えたい人は検討が必要です。またウッドデッキは掃除の手間やメンテナンスコストも上がります。設置した後の楽しむ姿を想像できてから実際に依頼をするべきです。
照明

照明は「種類」「数」「設置場所」「プランニング」などで費用が変動をします。数カ所に設置する際の相場は10万~40万円程度です。デザイン性や性能の高さにこだわればこだわるほど費用は高額になっていきます。
また、設置場所を増やすことで屋外電源の増設が必要となれば、さらに費用が増すので注意をしましょう。
外構費用で絶対に押さえておきたい基礎知識
外構費用で絶対に押さえておきたい基礎知識は次の3つです。
- 外構費用の一般的な目安は建物本体価格の10%程度
- デザイン性と耐久性にこだわると費用が上がる
- 費用が厳しい場合は後回しの箇所も検討する
外構費用は、本体価格の10%程度が目安です。もちろん車やバイクを大切にしているからガレージが絶対必要など、費用の上がる理由がはっきりしていれば別ですが、特に理由もなく10%を超える場合は何かしらの無駄が生じているかもしれません。
また、デザイン性と耐久性の両方を求めると10%以内に収まりにくくなります。おすすめは耐久性へのこだわりです。お手頃価格でありながらも、耐久性の高い素材を選ぶようにしましょう。
どうしてもデザイン性も高めたい場合は後で追加工事する方法もおすすめです。まずは必要な場所から工事を行い、住み始めてから追加の外構工事を検討します。住み始めているので本当に必要かどうかの判断がしやすく、当初の支払いを抑えられる方法です。
住友林業の外構に関するよくある質問
住友林業の外構に関するよくある主な質問は次の2つです。
まとめ
住友林業で家を建てた人の半数が外構費用に300万円以上をかけています。住友林業はデザイン性の高いハウスメーカーです。外観デザインに合わせることで自ずと高額になっているのかもしれません。
ただこだわりを抑えれば外構費用は安く抑えられます。必ずしも住友林業と提携している業者に依頼をするといった決まりはありません。タウンライフ外構を利用して相見積もりを行い、より安い外構業者で相場よりも安く抑えることも可能です。
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