「住友林業のバーチカルブラインドっていいのかな?」
「バーチカルブラインドのメリットとデメリットを知っておきたい」
オフィスなどで見かけることの多かったバーチカルブラインドを自宅で採用する人が増えています。しかし営業マンからバーチカルブラインドを提案されて「どうしようかな?」と悩まれている人もいることでしょう。無難に普通のカーテンを選ぶべきか悩みどころです。
ただメリットやデメリット、特徴を知らずに拒むのは間違っています。悩まれている人はバーチカルブラインドについて確認をしておきましょう。
そこで今回はバーチカルブラインドの特徴について紹介をします。バーチカルブラインドのよくある質問と併せて参考にしてください。
住友林業のバーチカルブラインドの特徴

住友林業のバーチカルブラインドの主な特徴は次の3つです。
- 左右に開閉する
- 操作方法に種類がある
- 3種類の素材から選べる
左右に開閉する
ブラインドと聞くと上下に開閉する見た目を想像しませんか。バーチカルブラインドは上下の開閉ではありません。羽が縦向きなので、左右に開閉するのが特徴です。上下に開閉させるブラインドはベネシャンブラインドと呼ばれます。
バーチカルブラインドは、上下に長い羽で作られていることから、別名は「縦型ブラインド」です。羽を水平に組み合わせたベネシャンブラインドの別名は「横型ブラインド」ともよばれています。
一般的なカーテンのように左右に開けるのが特徴ですが、開ける時は片側に寄せることも可能です。ベネシャンブラインドは上に持ち上げる方法が一般的なので、開閉方法の違いが大きな特徴ともいえます。
操作方法に種類がある
製造をしている会社によって異なりますが、バーチカルブラインドの主な開閉方法は次の3つです。
- バトン式
- ループコード式
- バトンとループコード式
バトン式は、備わっているバトンを移動させることで開閉をするタイプです。カーテンと同じような開閉方法なので、サッと開けられるなどの特徴があります。バトンをくるくる回すことで羽が開くので、光の入り具合もバドンのみで可能です。高い位置にバトンが備わっていることから、小さい子供がいたずらしないといったメリットもあります。
ループコード式は「操作コード」と「操作棒」の2つで操作をするタイプです。操作コードのひもを引っ張れば開閉ができます。操作棒の棒をくるくる回せば、光の入り具合が調節可能です。
バトンとループコード式は、ループコード式の操作棒をバトンにかえています。操作棒は羽の向きを変えるだけでしたが、バトンなので開閉と羽の向きの両方が操作可能です。開閉するときの状況に応じて使い分けができます。
他にも、羽の向きまでコードで行うタイプやリモコン操作で開閉をするタイプもあるのでバーチカルブラインドを設置する際は、開閉方法も検討しましょう。2本のループコードがそれぞれ開閉と光の調整といった役割をもっています。
3種類の素材から選べる
バーチカルブラインドの羽の素材は、主に次の3つから選べるのが特徴です。
・ファブリック素材
・木製
・アルミ製
ファブリックとは、生地や織りなどの布素材です。カーテンやソファーなどにも採用されています。カラーも豊富なので、戸建てで利用する場合はファブリック素材が一般的です。
ただイメージによっては木製やアルミ製も採用できます。家で仕事をする人も増えてきました。リビングと仕事部屋のイメージを変えたい人には、仕事部屋にはアルミ製を採用するといった工夫もできます。
バーチカルブラインドのメリット
バーチカルブラインドのメリットは次の3つです。
デザイン性が高い
バーチカルブラインドの一番のメリットはデザイン性の高さです。住友林業の住まいはオシャレなので、バーチカルブラインドがよく合います。デザイン性の主な特徴は次のとおりです。
・インテリアの一部になる
・素材が豊富
・壁にも対応が可能
縦長の羽がキレイに伸びていることから、インテリアの一部としても活躍をします。素材を厳選すれば、窓枠や光もインテリアの一部として見えるのもポイントです。薄っすらと見える影が、リビングの雰囲気を変えてくれます。
素材のラインナップが豊富なので、トータルコーディネートも問題ありません。お気に入りの部屋に合わせてイメージを膨らませましょう。住友林業のリビングに合わせて木目調にするなどの提案も可能です。
また、バーチカルブラインドは窓だけの設置ではなく、壁も含めた一面に設置ができます。壁一面がバーチカルブラインドで包まれていると、日ごとにイメージを変えることも可能です。いろいろな楽しみ方ができます。
光を調節できる
カーテンでは難しく、バーチカルブラインドだからこそできるメリットが光の調整です。羽の角度は細かく調整できます。調整することで光の量を変更できるのはメリットです。光は羽の隙間から差し込むので、プライバシーを守りながら、光を取り入れられます。
大きな窓との相性が良い
バーチカルブラインドは、大きな窓との相性がよいことから天井の高いリビングなどに採用されることが多いです。住友林業の建てる住まいは天井が高くできます。開放感のあるリビングにはバーチカルブラインドがおすすめです。
大きな窓とバーチカルブラインドの相性の良さを確認しておきましょう。
・開閉にそれほど大きな力は不要
・バーチカルブラインドの縦ラインが強調される
・吹き抜けとの相性も良い
上下に開閉するベネシャンブラインドと考えてみましょう。もし天井の高いリビングで上下に開閉するとしたらどうでしょうか。上に羽を上げるには相当の力が必要です。しかしバーチカルブラインドは左右に開閉できます。ベネシャンブラインドのように力が必要になることはありません。
また、バーチカルブラインドの羽は縦にそろっています。上からスーッと縦のラインが整っていることから見た目がシャープに映ることでしょう。スタイリッシュなリビングを求めている人には、窓が大きく長い羽を設置できるバーチカルブラインドがおすすめです。
吹き抜けとの相性もよく、採用される人が多くいます。バーチカルブラインドはベネシャンブラインドのような天井へ収納するボックスが不要です。吹き抜けによって複数の窓があっても無難に設置が行えます。
大きな窓を設置していることからリビングが相当広いです。バーチカルブラインドは縦長の効果によって開放的な空間をさらに広く見せてくれます。高い天井から規則的に並ぶ羽の姿、なんだか勝ち組になった気分です。
バーチカルブラインドのデメリット
バーチカルブラインドのデメリットは次の3つです。
パタパタと音が気になる
縦長の羽が揺れることで「パタパタ」という音が鳴るかもしれません。音が気になるのはバーチカルブラインドのデメリットです。次のような状況では、さらに音が気になるかもしれません。
・窓を開けたとき
・エアコンの風
・扇風機や換気扇の風
窓を開けるのが好きな人にはバーチカルブラインドはおすすめできません。窓を開けるたびに風でパタパタ聞こえてきます。バーチカルブラインドを開ければ音はしませんが、プライバシーがなくなるので不安です。
エアコンや扇風機、換気扇の風でも音がします。ただ音のことを考え、予め設置する場所と風の通りを考えておけば対処が可能です。パタパタする音が気になると思う人は、予め風の通り道を考えて設置をしましょう。
カーテンよりも洗濯が面倒
バーチカルブラインドは、カーテンよりも洗濯が面倒です。またメーカーによっては洗濯のできないバーチカルブラインドもあるそうなので注意をしましょう。洗濯の一般的な方法は次のとおりです。
- バーチカルブラインドの羽を一枚ずつ外す
- 丸めて洗濯ネットに入れる
- ドライで洗濯
- 干す
- 設置する
天井が高いと羽も長くなります。丸めるなど工夫をして洗濯ネットにいれましょう。すすぎや脱水は羽を傷める可能性もあります。できれば洗濯機で行わず、自分で行うと良いかもしれません。
また長いので干すときも大変です。風で飛ばされないよう注意をしながら乾かしましょう。洗濯が終わり乾けば設置をします。
文章にすると簡単そうにも見えますが、年に何度もできる作業ではありません。洗濯が大変なのはバーチカルブラインドのデメリットです。
視線が気になる
バーチカルブラインドはカーテンと違い、羽の角度によっては室内が見えるかもしれません。リビングや部屋の位置にもよりますが、視線を感じてしまうのはデメリットです。
視線が気になる場合は、羽の間にセンターレースタイプの設置を検討しましょう。価格は上がりますが、視線をカットする役割を持っています。道路に沿っているや近くにマンションがあるといった視線が気になる場合は価格が上がりますが検討してみてください。
バーチカルブラインドの実例:アイデアを参考に
実例1:開放感と採光

@kuro_mari_1084 さん宅のバーチカルブラインドです。
バーチカルブラインドは、大きな窓に最適で、縦のラインが強調されることで、空間に開放感を与えます。
写真を見ると、スラットの素材や色が、室内のインテリアと調和しており、洗練された印象を与えます。住友林業の住宅に合うように、木質感のある天井やレンガ調の壁ともマッチしていますね。
実例2:室内と屋外を緩やかにつなぐ

@haru_home2525 さん宅のバーチカルブラインドです。
住友林業の家は、木をふんだんに使った温かみのある空間が特徴です。写真のバーチカルブラインドは、木製の家具や床材と調和し、空間に統一感を与えています。
住友林業のバーチカルブラインドのよくある質問
まとめ
バーチカルブラインドはデザイン性の高いブラインドです。普通のカーテンでは演出の難しいイメージにも対応ができます。住友林業の建てる家はリビングが広いです。天井が高く開放感のあるリビングにはバーチカルブラインドをおすすめします。
ただ費用が高額になるので注意をしましょう。洗濯が面倒といったデメリットもあります。しかしデメリットを考えた上でも、広いリビングにはバーチカルブラインドがおすすめです。費用を安く抑えたい場合は、素材や機能を少しだけ落とすなどの工夫をおすすめします。
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