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住友林業施主が選ぶ火災・地震保険は?補償内容やおすすめの違い

住友林業施主が選ぶ火災・地震保険は?補償内容やおすすめの違い

「住友林業で家を建てたけど、火災・地震保険はどこで加入すればいいのかな?」
「火災・地震保険は?補償内容やおすすめの違いを知りたい」

火災・地震保険で悩まれている人はいませんか。火災保険は、家を建てる際に初めて悩む人がほとんどです。賃貸で暮らしていた人は、仲介業者がすすめる保険で契約をしていたことでしょう。マイホームは賃貸で契約する火災保険と規模が違います。適当に選んだことで後悔をするかもしれません。補償内容を確認しておくべきです。

そこで今回は「住友林業施主が選ぶ火災・地震保険」について紹介をします。補償内容やおすすめの違いと併せて参考にしてください。

目次

住友林業施主が選ぶ火災・地震保険の種類と特徴

住友林業施主が選ぶ火災・地震保険の種類と特徴

住友林業施主は、主に次の2つから火災・地震保険を選びます。

  • スミリンエンタープライズで契約
  • 自分で探して契約

私が運営するInstagramアカウント@sukirin_jpにてアンケートを実施し、実際に契約した火災・地震保険を取り上げたいと思います。

スミリンエンタープライズで契約

スミリンエンタープライズで契約

スミリンエンタープライズは、住友林業株式会社が100%出資する住友林業グループの総合サービス企業です。主な事業は保険代理店事業とソリューション事業の2つで、住友林業で家を建てられ住友林業施主になられる人に、火災保険商品・生命保険商品の提案を行っています。

スミリンエンタープライズが住友林業施主向けに用意している主な火災保険は次の2種類です。

・友林業すまいの火災保険:三井住友海上火災保険株式会社
・住友林業オーナーズ火災保険:東京海上日動火災保険株式会社

住友林業すまいの火災保険:三井住友海上火災保険株式会社

住友林業すまいの火災保険:三井住友海上火災保険株式会社

住友林業すまいの火災保険は三井住友海上火災保険株式会社を引受保険会社とする火災保険です。契約件数は12万件を突破しています。住友林業施主向けのサービスが用意されているのが特徴です。多くの人に選ばれています。

住友林業すまいの火災保険の主な特徴は次の3つです。

・保険料が安くなる
・自然災害リスクにも対応
・暮らしのQQ隊が万一をサポート

住友林業で家を建てた人の火災保険では、割引が適応されます。家財のみや地震保険の契約は対象外ですが、住宅購入者割引が適用されるのはお得です。「住友林業グループ」「スミリンエンタープライズ」「三井住友海上」が一丸となって進めているサービスなので、お得な割引とサービスが提供されています。

また、最近増加しているいろいろな自然災害リスクにも対応しているのが特徴です。温暖化の影響か、集中豪雨や大きな台風などの被害が増えています。それに伴う河川の氾濫や土砂崩れなどの事故も増加傾向です。これらに充実した保険金で対応をしてくれます。

24時間365日受付の「暮らしのQQ隊」も便利です。鍵の紛失や水まわりのトラブルなどで、30分程度で済ませられる応急処置に無料で対応をしてくれます。出張料が無料なので大助かりです。

住友林業オーナーズ火災保険:東京海上日動火災保険株式会社

住友林業オーナーズ火災保険:東京海上日動火災保険株式会社

住友林業オーナーズ火災保険は東京海上日動火災保険株式会社を引受保険会社とする火災保険です。東京海上日動火災保険株式会社が独自におこなっているサービスも活用できます。

東京海上日動火災保険株式会社の主な特徴は次の3つです。

・保険料がお得
・充実した保険金
・充実したマイページ

住友林業オーナーズ火災保険も住友林業施主のために作られた保険サービスです。住友林業オーナーにはお得な価格が用意されています。充実した内容の保険にお得に入れるのが特徴のひとつです。

火災保険金の支払い実績もよく、安心して契約ができます。「西日本豪雨」「東日本台風」など、災害クラスの台風で負った被害にも充実した保険金で対応しているようです。生活の再建を手伝ってくれます。

東京海上日動火災保険株式会社は、アプリで保険証券を管理しているのが特徴です。アプリで事故の連絡や状況確認もできます。契約書を引き出しの奥から見つけ出すといった手間がありません。アプリで簡単に操作ができます。

自分で探して契約

スミリンエンタープライズで契約をしない場合は、自分で火災保険会社を探して契約するのが一般的です。生命保険や自動車保険とまとめるといった方法があります。住友林業施主がよく選ぶ火災・地震保険の会社は主に次の2つです。

  • ソニー損保
  • 損保ジャパン

ソニー損保

ソニー損保

ソニー損保は2025年のオリコン顧客満足度調査で総合1位を獲得した保険会社です。自動車保険のCMでもよく見かけます。知名度が高く、安心の実績が安心につながる保険会社です。多くの人に選ばれています。

ソニー損保の主な特徴は次の3つです。

・火災だけでなく自然災害や日常の事故にも補償
・近隣の損害やお見舞金も補償
・新価での保険支払い

火災保険と呼ばれているので火災にしか対応をしないと思われる人もいますが、自然災害や日常の事故にも補償をしています。水災はもちろんのこと、状況にもよりますが盗難や破損などにも対応しているのが特徴です。

火災では自宅以外を巻き込んでしまうこともあります。当然ながら故意や重過失でない限り賠償責任は負いませんが、隣に住む人が無保険だったら大変です。関係が悪化することもありえます。ソニー損保では、そういった事態にも対応できる補償特約が用意されているので安心です。

また、火災保険の支払いには新価と時価があります。新価とは、20年経った住まいの火災でも、新築で建て直せる価格を支払う方法です。時価は経過した年数分の減価を引いて支払われます。新価を採用しているのはソニー損保の特徴です。

損保ジャパン

損保ジャパン

損保ジャパンは、国内損保事業で高い市場シェア率を誇っています。収入保険料は常にトップクラスです。積極的な海外進出も行っています。安心安全の提供と挑戦へのサポートが充実している保険会社です。多くの人に選ばれています。

損保ジャパンの主な特徴は次の3つです。

・豊富なプランを用意
・復旧付随費用の補償も用意
・建て替え費用も補償

損保ジャパンでは、生活環境やライフプランに合わせた火災保険が用意されています。特約が充実しているので、プラスアルファの安心が豊富です。住むエリアに合わせて特約を選べます。

プランによっては、復旧費用だけでなく復旧付随費用の補償も用意されているのが特徴です。修理費用や原因調査費用の補償も行ってくれます。残存物取片付け費用などが利用できるのも魅力のひとつです。

自宅で7割の損害が発生した場合に、建て替え費用を支払ってくれる特約も用意されています。7割の損害だと建て替えを検討される人がほとんどです。しかし対応をしていない火災保険も多くあります。損保ジャパンは、特約で対応できるプランが用意されているのが特徴です。

スミリンエンタープライズのメリット

スミリンエンタープライズのメリット

スミリンエンタープライズのメリットは次の3つです。

・火災保険料がお得になる
・契約や対応がスムーズ
・最適な保険設計の提案

火災保険料がお得になる

住友林業グループのスミリンエンタープライズと提携しているので、保険料は住友林業施主がお得になるよう設定されています。「住宅購入者割引」が適用されるので、他社と比較をしてもお得です。

契約や対応がスムーズ

グループ内で完結するので、契約や対応がスムーズに行われます。他社で契約をする場合は、いろいろな情報を提供しなければいけませんが、スミリンエンタープライズで契約をすれば不要です。

他社で契約をすると次のことに対応しなければなりません。

・建物構造の確認
・面積の確認
・割引資料の提出など

契約時に面倒な手間がかかりません。すべてグループ内で行ってくれるので、必要なのは契約の申し込みと支払い方法の登録ぐらいです。他の情報はグループ内で共有し、連携されています。

万が一の場合も、グループ内で情報共有されるので請求などがスムーズです。グループが一丸となって安心を届けてくれるので、他社に任せるよりも簡単に保険が活用できます。

最適な保険設計の提案

住友林業の住まいと多くの火災保険契約を行っています。経験値が豊富です。経験で得た情報から、この地に住友林業が建てた住まいで暮らすために必要な保険設計の提案に慣れています。しかもライフプランに合わせて設計してくれるので安心です。

スミリンエンタープライズのデメリット

スミリンエンタープライズのデメリット

スミリンエンタープライズの主なデメリットは次の3つです。

・火災保険の種類が少ない
・火災保険おすすめランキングでトップではない
・提携会社で本当にいいのかな?といった不安になる人もいる

火災保険の種類が少ない

先ほど紹介をしたとおり、提携している保険会社は「友林業すまいの火災保険:三井住友海上火災保険株式会社」と「住友林業オーナーズ火災保険:東京海上日動火災保険株式会社」の2種類です。2種類の中から選んで契約をしなければいけません

人とは不思議なもので、ひとつからしか選べないと物足りなさや不安が生じ、ふたつだと迷いが生じます。逆に3つだと優劣をつけて決めやすく納得できるものです。よって2つの火災保険から選ぶのはデメリットともいえます。

ただ2つしか用意されていませんが内容は充実しているので安心してください。

・タイプを複数用意
・特約内容が豊富
・地震保険も用意

「友林業すまいの火災保険」と「住友林業オーナーズ火災保険」の2種類ですが、組み合わせが多く用意されています。選べる保険会社だけで考えると物足りないかもしれませんが、用意されている補償内容を確認すれば、満足ができるはずです。

火災保険おすすめランキングでトップではない

ファイナンシャル・プランニングが選ぶ評価ランキングでは、「ソニー損保」と「損保ジャパン」が1位と2位を取っています。スミリンエンタープライズが提携している「東京海上日動火災保険」と「三井住友海上火災保険」は3位と4位です。

上位にはランクインしていますが、評価的には「ソニー損保」と「損保ジャパン」よりも若干低く感じます。

ただ住友林業施主なら保険料が安くなるメリットがあるので、ランキングも問題はありません。ファイナンシャル・プランニングが選ぶ評価ランキングは、契約者が限定されていないので、住友林業施主ならばそこまで気にする必要もないです。

提携会社で本当にいいのかな?といった不安になる人もいる

「提携会社って紹介料が発生して損するのでは?」といった不安がよぎる人もいます。火災保険は補償内容を提示して契約をするサービスです。他社との比較をすることで安心して契約ができます。不安になりそうな人は、他社の見積もりや話を聞いて比較をしてから契約をしましょう。

火災保険は補償内容で選ぶことがおすすめ

火災保険は補償内容で選ぶことがおすすめです。主な補償内容は次の7つです。

  • 風災、雹(ひょう)災、雪災
  • 水災
  • 水濡れ
  • 盗難
  • 騒擾(そうじょう)・集団行動などに伴う暴力行為
  • 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突
  • 個人賠償責任特約

風災、雹(ひょう)災、雪災

風災は、「台風」「旋風(竜巻よりも小規模な渦巻き状の風)」「竜巻」「防風」などです。洪水や高潮等は除外されます。他にも雹災、豪雪や雪崩等による雪災です。ただ吹き込みや雨漏りによる損害は除かれます。

補償対象となる主な例は次のとおりです。

・台風で飛ばされてきた物や雹による窓ガラスの損害
・近くにあった家財の損害
・暴風により屋根の損傷

水災

水災は台風や暴風雨、豪雨等によっておこる洪水や雪崩による損害です。床上浸水もしくは地盤面より45㎝を超える浸水が起こった場合の補償対象に適用されます。水災は状況や契約内容によって異なるので、条件を詳しく確認しておきましょう。

補償対象となる主な例は次のとおりです。

・床上浸水による建物の損害
・床上浸水による家財の損害

水濡れ

水濡れは、給排水設備の破損や詰まりにより発生をした漏水や放水などの水濡れを指します。給排水設備自体に発生した破損は別の事故なので注意をしましょう。

補償対象となる主な例は次のとおりです。

・給排水設備の破損による建物の損害
・給排水設備の破損による家財の損害
・上階からの水濡れによる損害

盗難

盗難や窃盗または、これらの未遂が該当します。汚損等の損害も含まれるので、万が一の際には相談をしましょう。
補償対象となる主な例は次のとおりです。

・泥棒が窓を破損した損害
・現金が盗まれた際の損害
・家財が盗まれた際の損害

騒擾(そうじょう)・集団行動などに伴う暴力行為

人が集まり集団になったときの破壊行為による損害です。最近はSNSの呼びかけで簡単に人が集まる時代になりました。自宅付近で集団による暴力行為が発生し、それにともなう自宅の損傷に補償がついています。

補償対象となる主な例は次のとおりです。

・労働争議等などによる暴力行為で建物が破損した際の損害
・労働争議等などによる暴力行為で家財が破損した際の損害

建物外部からの物体の落下・飛来・衝突

建物外部からの物体の落下・飛来・衝突で損害を受けた場合の補償です。自動車が自宅に突っ込んでくるといった思わぬ事故に対応をしています。飛行機やヘリなどから部品が落ちてくるといったニュースを見かけたことはありませんか。宝くじに当たるような確率ですが、思わぬ事故が発生しないとも言えません。

補償対象となる主な例は次のとおりです。

・物体の落下や衝突による建物の破損における損害
・物体の落下や衝突による家財の破損における損害

個人賠償責任特約

個人賠償責任特約は身近な事故の補償を行う特約です。法律上、損害で賠償をしなければならない事態に適用されます。用住宅では、洗濯機のホースが外れていたことによる水浸しなどです。「これもいいの?」といった補償に対応しています。

補償対象となる主な例は次のとおりです。

・飼い犬が他人に与えたケガの損害
・買い物中の破損の損害

地震保険は加入する必要がない?必要性を解説

地震大国といわれる日本に住むからこそ地震保険はよく検討しなければいけません。ただ地震保険は保険料がだいぶ上がります。見積もりをみて「どうしよう」と悩まれる人もいることでしょう。悩まれている人は必要性を確認しておくべきです。

日本はいつどこで地震が起きてもおかしくない状況です。2024年1月1日に発生した能登半島地震は衝撃を受けました。「まさか新年に」と思った人もたくさんいます。地震はいつ発生するかわかりません。

地震によって発生した火災に火災保険は対応しません。火災だから補償が受けられると勘違いをしている人もいますが、火災保険だけでは地震からの被害に対応をしていないことを知っておきましょう

地震保険の必要性がより高い人は次のとおりです。

・家を建てたことで貯蓄が少ない
・ギリギリの支払いで住宅ローンを契約
・過去に地震で被害を受けたエリアの近くに建てる

家が倒壊をして残るのは住宅ローンだけという状況を想像してみましょう。貯蓄もなく家族全員が不安になります。きっと「あのとき地震保険に入っていれば」と思うことでしょう。保険の未加入に後悔はつきものです。

普段の生活をいち早く取り戻すためにも地震保険加入は十分に検討しましょう。無駄と思う前に想像してみることも大切です。

まとめ

住友林業施主が選ぶ火災・地震保険はスミリンエンタープライズが一般的です。ただ「自動車保険もここだから」「知り合いのすすめ」など、他を選ぶ理由もあります。他を選んでも問題はありません。ただ補償内容の検討は十分に行いましょう。

地震保険を追加したことで後悔をするのはダメです。逆に地震が発生しなかったことを喜べます。しかし保険は賭け事ではありません。「発生しないに張る」のではなく、必要性を検討してから決めるべきです。

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